実は女性に多い熱中症。妊婦さんは更にご注意を!2021.06.18 update

熱中症は高温多湿な環境に私達の体が適応できないことでおこります。体温が上がって体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温調節がうまくいかず、体温上昇やめまい、頭痛、けいれんなどがおこり、時には命にかかわることもあります。 

実は女性に多い熱中症。妊婦さんは更にご注意を!

熱中症は高齢の方や子ども、そして炎天下で活動していた人の病気のような印象をお持ちの方もいるかもしれません。
しかし実は、熱中症のリスクは女性のほうが高く、妊婦さんはさらに熱中症になりやすいのです。女性は男性に比べて水分をためる役目を果たす筋肉が少ないうえ、月経時に出血などで水分を失うと容易に脱水症になります。

また妊娠中は体温が高めになります。またお母さんの体は赤ちゃんを育てるために通常より多くの水分を必要とするため脱水症状がおこりやすくなります。この脱水症が熱中症をひきおこします。

熱中症の予防にはまず暑さを避けることが大切です。外出時には帽子、日傘を用意する、なるべく日陰を歩く。室内であれば扇風機、エアコンを適切に使う、直射日光を遮るなどの注意が必要です。
こまめな水分補給も大切です。のどが渇く前からこまめに水分を補給してください。汗をかくと水分と一緒にミネラルも不足します。水分補給に加えミネラルも補給してください。スポーツ飲料は水分とミネラルを同時に補給できますが糖分が多いので注意が必要です。麦茶などのほうが望ましいでしょう。

実は女性に多い熱中症。妊婦さんは更にご注意を!

特に妊婦さんは、つわりの時期には水分さえ思うように摂れないことがあります。もともと脱水症気味だと、汗をかくことで容易に熱中症になってしまいます。水を飲めない、飲んでも吐いてしまう時は、すぐに医療機関を受診してください。

熱中症になりにくい体を作ることも重要です。それは夏に向けて上手に汗をかける体にすることです。それには日常から「汗をかく」ことが大切になります。軽いウォーキングやジョギングなどの運動や入浴がおすすめです。うっすらと額に汗をかく程度で十分です。頑張りすぎてたくさん汗をかいて脱水症にならないよう注意してください。

上手に汗をかける体になるには数週間はかかります。暑さが本格化する前に体づくりをすることが大切です。
生理の前後の方や妊婦さんで十分に水分が摂れない場合、どうぞお気軽に当院にご相談ください。


クリニックは駅直結のグランベリーパーク内のメディカルモール(通称 medimo)にありますので、お買い物の合間、会社や学校のお帰りの際などにぜひお立ち寄りください。

実は女性に多い熱中症。妊婦さんは更にご注意を!

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東京都町田市鶴間三丁目3-1 グランベリーパーク ステーションコート2階(medimo内)
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■診療科目:産婦人科・麻酔科

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