帯状疱疹ワクチンで帯状疱疹を予防しよう！2022.05.27 update

現在CMなどで新しい帯状疱疹ワクチンの啓蒙活動が行われておりますが、ご覧になられた方はおられますでしょうか？

80歳以上になられると、三人に一人は帯状疱疹にかかってしまうと言われており、失明したり・耳が聞こえにくくなったり・しびれが一生残ってしまったり、と後遺症で苦しまれて当院にかかられる方もおられます。しかも一回かかったら二度とかからないわけではありませんので、繰り返しいろいろな場所に湿疹が出来たり、しびれが残ったりを繰り返している方もおられます。
なので、帯状疱疹の後遺症で苦しまられることを避けるため、ワクチン接種が望まれるところでした。
そこで日本で使用できるようになったのが、今回の新しいタイプの帯状疱疹ワクチンです。

インフルエンザワクチンやコロナワクチン、肺炎球菌ワクチンなども同様ですが、ワクチン接種する目的は、病気になる確率を減らす効果・万が一かかったとしても重症化に至らない効果・死亡の回避・後遺症の軽減効果などのためですので、ワクチンを接種したからといって必ず病気にならないわけではないということも併せてご理解ください。
現時点では9割程度の有効性があると言われております。
50歳以上しかお打ちすることが出来ないという制限はありますが、有効な予防策だと思います。

料金は25.000円（税込み）です。市町村によっては補助が出るところがあるようですが、町田市は今のところありません。
接種は二か月以上空けた状態で二回接種するワクチンとなります。
副作用は発熱、筋肉痛、だるさなどです。コロナワクチンと同じ筋肉注射なので、似たような副作用が出ることがあるようです。

接種を希望される方は、お取り寄せになりますので、事前にお電話（042-850-5027）で予約をお願いいたします。詳しいご説明もできますので、何かありましたら当院まで直接ご来院ください。